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福岡県、特に福岡市は、政令指定都市の中でも人口増加率がトップクラス、公示地価の変動率もプラスと、全国でも有数の不動産投資に適した街です。
大企業の支社も数多く存在する為、転勤族が多い、九州圏での主要な大学が集中している為、若者(15～29歳)の率が政令指定都市の中でもトップ(2010年国勢調査)など、賃貸志向の高い顧客層が厚いという大きな特徴があります。

2010年には「九州新幹線」が開通。佐賀市から福岡博多までは、30～40分程での通勤が可能な為、福岡へのベッドタウンとしても人気の都市です。
また、賃貸住宅の需要供給バランスを考慮し、人気の集中する福岡市を避け、土地価格が安い佐賀エリアでの投資を検討する投資家も近年増加傾向にあります。
九州他県と比較して、公共交通機関が十分に発達しておらず、自家用車での移動が基本となる為、駐車場の有無の重要性が高いエリアでもあります。
広大な佐賀平野をはじめとする、平坦な地形が多いのも特徴です。

古くからの港町である長崎県。長崎市はその歴史から観光地が多く、更に、すり鉢状になった平地部は面積が少ない為、坪単価も高めです。
地域ごとの標高や接道状況など、現地を知らないと投資が難しいといった一面を持つエリアです。
その一方、特異な地形上、市の殆どを占める傾斜部は、地域の特性を知り尽くした不動産会社を見つける事が出来れば、ライバルの少ない穴場だとも言えます。

日豊、久大、豊肥の鉄道や高速道路など内外からの主要な道路が交わり、豊後水道を経由した内外に通じる海上交通も発達、東九州における経済活動の大きな拠点です。
充実した交通インフラを基盤に、産業の裾野が広い自動車関連企業の進出も数多く、安定した賃貸需要が望めます。
2016年にはJR大分駅ビルもオープン、従来の中心繁華街の中央町・府内町にも隣接しており、こちらも注目のエリアとなっています。

熊本市は2012年に政令指定都市に指定されており、賃料、賃貸需要ともに安定したエリアです。
物流の拠点として注目され始めており、東アジアへの進出拠点としても考える企業が増加、これに合わせて、不動産投資の需要も高まっています。
九州全般に言えますが、地盤が堅牢で、特に新築を検討する際に、建築コストが安く抑えられるのも大きなポイントです。

全国的に見ても物価が安く(2013年/総務省統計局)、投資物件では、特に1棟物件の価格帯が低めの傾向にあります。
九州の東南部に位置し、快晴日数、日照時間ともに全国的に高い水準にある為、不動産投資と相性の良い、太陽光発電での投資にも向いているエリアです。
一方、台風が多い土地柄でもあり、遠隔地での不動産投資には、災害サポートがしっかりしている管理会社を選ぶ事が大切になります。

山や高台が多く、平野が点在している為か、賃貸住宅の月額賃料は全国でも7番目と高い傾向にあります。(2008年/総務省統計局)
近年では、鹿児島湾内に、日本の消費量の180年分に相当するレアメタルの鉱床事が発見され、工業分野の発展と、それに伴う賃貸需要の高まりも期待されています。
県土の大部分が細粒の軽石や火山灰が堆積したシラス台地の地質からなっており、新築や改築には、地盤の特殊性を十分理解したメーカーや工務店を利用する必要がありそうです。